しらす干しとちりめんじゃこの違い

”しらす干し”も”ちりめんじゃこ（ちりめんざこ=縮緬雑魚）”も、広義（広い意味）ではイワシ（特にカタクチイワシ）の稚魚を中心とした”しらす（白子）”を塩茹で（釜揚げ）し、天日や機械を使って干した食品を指す。

ただ、狭義（狭い意味）では含まれる水分量の違い（乾燥具合）により区別される。含まれる水分量が多いのがしらす干しで、少ないのがちりめんじゃこ。つまり、より乾燥させたものがちりめんじゃこ。

ちなみに、塩茹でしないものを生しらす、塩茹ではするが干さずに冷やすだけのものを釜揚げしらすと呼ぶ。水分量は生しらす、釜揚げしらす、しらす干し、ちりめんじゃこの順に少なくなる。

明確な定義は存在しないため、具体的な水分量については各企業や地域などで違いがある。参考までに紹介すると、例えば埼玉県魚市場は釜茹でしらすは約85％、しらす干しは５０から６０％、ちりめんじゃこは約３０％と紹介している。

参考元：goo国語辞書－しらす‐ぼし【白子干し／白子▽乾し】 の解説/参考元：goo国語辞書－ちりめん‐ざこ【▽縮×緬雑‐魚】 の解説/参考元：株式会社ヤマイチ－しらすミュージアム－しらすQ&A/参考元：埼玉県魚市場－旬のオススメ－塩干物－しらす/参考元：TBS－この差って何ですか？－2017年5月9日/参考元：cookpad－料理の基本－おいしい魚を選ぶ・知る－釜揚げしらす・しらす干し・ちりめんじゃこの違い/参考元：東野水産－「ちりめんじゃこ」と「しらす」の違い/参考元：レファレンス協同データベース－管理番号：塩尻135/参考元：乾海産株式会社－豆知識－「りちめんじゃこ」と「しらす」ってどう違うの？