NHKとは日本で唯一の公共放送を行う放送局。その正式な名称は日本放送協会(にっぽんほうそうきょうかい)。NHKとは、これをローマ字で表記(NIPPON HOSO KYOKAI)した際の略称で、日本放送協会はこれを正式に採用している。
この略称が使われるようになったのは米国(連合国・GHQ)が日本を占領統治していた戦後のこと。占領統治が始まった当初は、米軍関係者は日本放送協会を英語でthe Broadcasting Center of Japan(日本放送センター)と呼んでいたそう。そのため、正式に日本放送協会の略称を決めることになった際に、英語読みの略称であるBCJを推す声もあったそう。しかし、米軍内で放送を担当していた部門(CIE)はローマ字読みの略称であるNHKを提案。最終的にはNHKで決まった。
コメント