魚が赤身であるのか、白身であるのかは、筋肉にあるミオグロビン(筋肉中に酸素を貯蔵する色素タンパク質)の含有量により区分される。これが多い魚は赤身、少ない魚は白身とされるが、その線引きは必ずしも明確ではない。ただ、一つの基準として100gの肉に対して10ミリグラムより多ければ赤っぽくなり、少なければ白っぽくなると言われる。そして、鮭(さけ)が赤身に見えるのはミオグロミンの量が多いからではなく、アスタキサンチンと呼ばれる赤色の色素が含まれるエビやカニなどを食べるからであって、実際には赤身ではなく白身の魚。
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