北海道や中国地方などに分布するとされるニジマス(虹鱒)という魚(主に河川に生息)は、地域によっては在来種(元々生息していた種)のように馴染んでいるが、在来種ではなく外来種(他の地域から人為的に持ち込まれた種)。元々(自然分布)はロシアのカムチャッカ半島やアメリカのアラスカ州からメキシコのバハカリフォルニア州の太平洋岸に生息し、日本には1877年以降(北海道へは1917年)に養殖や釣りのためアメリカのカリフォルニア州から持ち込まれたと言われている。世界の侵略的外来種ワースト100や日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれるなど、侵略的外来種の中でも特に生態系などへの影響が懸念されている。
0165
コメント