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伊達政宗が隻眼(片目)になった理由

独眼竜との異名を持つ伊達政宗(伊達家17代当主)氏が右目の視力を失い(失明)、隻眼(片目)となった理由は、梵天丸(ぼんてんまる)と名乗っていた子供(5歳程度)の頃に、疱瘡(ほうそう/天然痘などとも呼ばれる)という天然痘ウイルスによる感染症にかかったからだと言われている。

伊達氏の遺骨の頭骨の調査が行われた際、眼窩(がんか:眼球周辺部)に外的損傷は見られなかった。また伊達氏は自身の隻眼について、生まれつきではなく疱瘡にかかった旨を家臣に話していたことが明らかになっている。

予防接種(種痘)が普及する江戸時代末期まで、日本人の失明の原因として最も多かったのが疱瘡で、両目を失明することも多かったそう。

参考元:公益財団法人瑞鳳殿-学芸員ブログ-感染症に打ち勝った伊達政宗公~仙台藩祖伊達政宗公三八五遠忌法要に寄せて~/参考元:AERAdot.-伊達政宗が右目の視力を失い「独眼竜」になった原因は? 現代の医師が診断-早川智/参考元:河北新報ONLINE NEWS-河北抄(11/29):「独眼竜」こと伊達政宗は幼い頃、疱瘡(ほ…/参考元:文春オンライン-歴史上最も恐れられた病「天然痘」を人類はどのように撲滅したのか-『世界を変えた微生物と感染症』より #3-左巻 健男

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