体操の内村航平氏の食事回数は少なく、一日一食だけ。朝食と昼食は食べず、午前と午後の練習を終えた後に夕食のみ摂る。その量も決して多くなく、一度計測してもらった際は1000kcalを少し超える程度だった。間食もせず、コーヒーを飲む程度。これであの筋肉を維持している。
このような食生活になったのは、大学に入った頃から競技中(回転中など)に「気持ち悪くなる感覚があって」「少しでも動くときは空っぽにしてたい」※1と思うようになったからで、「入っていないと、逆になんか、動きやすくて調子良い」※1とも話している。食べる量がほどほどなのも、食べ過ぎると次の日に重いと感じるから。
この食生活を始めた当初は、体重が減ったこともあったようだが、その後はなくなった。
もっとも、「試合前は、自然と炭水化物を1週間前からほしくなる」※2と話してるように、年間を通じて必ず1食というわけではない。
ちなみに、内村氏は現役を引退したが、その会見を行った日も一食で、水しか飲んでいなかった。
コメント