日本の都道府県の一つである茨城県の読み(呼び)方は、茨城県広報広聴課によると、”いばらぎ”ではなく”いばらき”。濁らない。明治4年に茨城県が誕生して以来、その読み方は変わらないそう。いくつかの国語辞典を見てもやはり”いばらき”とある。
ちなみに、同課は濁った読み方をする人がいる原因について、発音のし易さや、宮城(みやぎ)・赤城(あかぎ)・葛城(かつらぎ)などのように同様に城を用いた名称でも濁るものが多いこと、山(やま)と桜(さくら)のように単体の単語では濁らないが、結合して一つの単語になることで山桜(やまざくら)のように後ろの単語の頭が濁る(連濁)ケースが存在するなど、様々な要因の影響を指摘している。
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