日本の信号機の色は赤と黄色、それから緑。昭和5年3月に初めて信号機が設置された当初は、正式(法令)に緑とされていた。
しかし、昭和22年には青として扱うようになり、現在でも例えば道路交通法施行令第2条第1項は、信号の種類として「青色の灯火」※1と規定している。
その理由は、国民の間では青として定着したから。元々は新聞が青と書き、白黒の写真だったこともあってか、そのまま国民に浸透したという説が有力。
そもそも日本では青は青と緑の総称としても使われるなど、その範囲は広く、例えば緑色に見えるりんごを青りんごと呼ぶ。つまり、浸透する下地もあったと言える。
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