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アリが落下したら死ぬ高さ

物体は重力により落下し、落下するほど速度が上がり、やがて重力と空気抵抗が均衡するタイミングが訪れると、以降の速度は一定となる(終速度の法則)。また同じ重量で比較したとき、落下速度が速いほど、着地したときの衝撃も大きくなる。そのため、落下速度が一定になると、それ以降の着地時の衝撃はどんな高さでも変わらない。

アリの研究を行っている埼玉大学-奥本大三郎教授によると、アリの場合(重量や形)はこの落下速度のピークは高さ約10cm。それ以降はどんな高さから落下しても、その速度は変わらず、衝撃の強さも変わらない。そして、アリは体を硬い骨格で覆われているため、着地場所が硬い地面であったとしても、高さ約10cmから落下したときの衝撃に耐えられる。
つまり、アリはどんな高さから落下しても死ぬことはない。実際、トリビアの泉(フジテレビ)というテレビ番組で、高さ約30mからアリを落下させる実験を行ったところ、無事に生還していた。

参考元:トリビアの泉(フジテレビ)/参考元:金沢工業大学

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