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渋柿と甘柿の違い

柿は渋柿と甘柿に大別することができ、その違いはタンニンと呼ばれる渋みの元となる成分(化合物)が持つ性質の違いにある。渋柿は一貫して水溶性なのに対し、甘柿は元々は水溶性(水に溶ける)だが収穫の時期になると不溶性(水に溶けない)になる。水溶性の渋柿は食べた時に溶けだすため渋みを味覚として感じ、不溶性の甘柿は感じない。渋柿も渋抜きと呼ばれる処理(干し柿など)を行うことで渋みを感じなくなるが、これはタンニンが水溶性から不溶性に変化するため。ちなみに、柿とは本来(野生)は渋柿で、甘柿はその突然変異であり、人がこれを増やしたと言われている。渋柿は中国から日本に持ち込まれたが、甘柿は日本で生まれたという説もある。ただ、実際のところは定かではない。

参考元:農林水産省-消費者の部屋-消費者相談-過去の相談事例-果実・くだもの-甘柿と渋柿の違いについて、教えてください。/参考元:JA全農長野-よくある質問-果実について-【市田柿】渋柿と甘柿の違いは何ですか?/参考元:一般社団法人日本植物整理学会-みんなのひろば-植物Q&A-柿の渋抜きについて/参考元:富山市科学文化センター-今月の話題 No.259 柿

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