メンマとは麻竹(まちく)の竹の子を発酵・乾燥させて作られる食品のことで、元々(昭和20年代まで)は支那竹(しなちく)と呼ばれていた。ただ、この食品の発祥は台湾であり、当然、台湾産のものもある。そして、支那とは中国を指す言葉のため、台湾産の商品を取り扱っていた丸松物産株式会社の前身企業は台湾政府から抗議を受けた。そこで、創業者である松村秋水氏が、麵の上に乗せる麻筍(麻竹)ということからメンマ(麺麻)という名前に変更(命名)。これが由来という説が有力視されている。
もっとも、食品ではないが、他の商品にその名前が類似していたため、商標登録はできなかったそう。ただ、業界用語として使われ、やがて一般的に使われるまでに普及した。
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