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夢の歯生え薬の開発が進んでいる

一般的に人(哺乳類)の歯は乳歯と永久歯の2世代(二生歯性=乳歯+永久歯)のみであり、乳歯が抜け落ち、永久歯が生えると、これが抜けても次の歯は生えてこない。
しかし、高橋克(京都大学医学研究科口腔外科学准教授などの経歴)氏やトレジェムバイオファーマ株式会社(喜早ほのか氏)らは、更なる歯の芽が存在すること、そして、これが生えないよう成長を抑制するタンパク質が存在していることを発見。その上で、歯生え薬とも言える、この成長を抑制する働きを阻害する抗体を開発した。マウスやフェレット、犬で実験したところ、実際に歯が生えてきた。
今後についてだが、まずは先天的に永久歯が生えない先天性無歯症の人に対する治療薬を、次に虫歯などで永久歯を失った人を対象にした薬の研究・開発を進めていくそう。そう遠くない未来、歯生え薬が実用化する日が来るかもしれない。

参考元:京都新聞 ON BUSINESS-特集-最前線京滋ビジネス-夢の「歯生え薬」開発進む、マウスや犬で成功 先天性無歯症の患者のために/参考元:KPMG-【開催報告】京都大学イノベーションキャピタルが取り組む地域活性化-Speech4:夢の“歯生え薬”~新たな歯科治療の実現を目指して/参考元:京都府ホームページ-産業・雇用-中小企業支援・海外ビジネス支援-京都府の産業支援について-トレジェムバイオファーマ株式会社 (京都企業紹介)/参考元:日本経済新聞-「歯生え薬」安全性試験へ 京都大発新興が4.5億円調達/参考元:日経バイオテク-ニュース-医薬・医療-京大など、抗体による歯の新生や永久歯の再生に成功/参考元:日経テレコン-トレジェムバイオファーマ株式会社/参考元:Toregem Biopharma-トレジェム・バイオファーマの研究開発

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