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肉から染み出る赤い液体の正体

肉から赤色の液体が染み出てくることがあるが(トレーに溜まるなど)、これは基本的に血液ではない。一般的にスーパーなどで市販される肉は放血(血抜き)と呼ばれる作業により血が抜かれている。赤色の正体は、ミオグロビンと呼ばれる物質。ミオグロビンとは筋肉中に酸素を蓄える役割を果たす物質で、赤色の色素を持つ。これがその他の体液と共に染み出ている。

そのため、ミオグロビンが豊富な動物ほど、染み出てくる体液が赤くなる。例えば鶏よりも豚、豚よりも牛にミオグロビンは多く含まれ、体液も赤くなる。

参考元:公益財団法人日本食肉消費総合センター-用語集-ドリップ drip/参考元:JAPANX-【お肉の話】赤いドリップの正体は?/参考元:株式会社ハマダフードシステム-肉の色について/参考元:imidas-科学しちゃうぞ!-なぜ肉は赤いのか?-内田麻理香/参考元:目黒区-人権啓発のとびら 食肉市場(芝浦と場) 「と場内ではどんな作業が行われているの?」/参考元:北九州市立食肉センター-牛がお肉になるまでを追う!/参考元:goo辞書-小学館-デジタル大辞泉-ほう‐けつ〔ハウ‐〕【放血】の解説/参考元:goo辞書-小学館-デジタル大辞泉-たい‐えき【体液】の解説/参考元:goo辞書-小学館-デジタル大辞泉-ミオグロビン【myoglobin】の解説

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