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晴れと曇りの境目

天気が晴れなのか、曇りなのかは雲量(雲の量)による。日本では雲量を11段階で区分し、雲がない状態を0、雲が空を覆い尽くした状態を10としている。その観測は一般的に人が目視により行う。
そして、雲量が8以下の状態を晴れ、9以上の状態を曇りと呼ぶ。つまり、空に対して雲量が8割以下なのか、9割以上なのか(白い雲が8割にとどまっているのか否か)が、晴れと曇りの境目ということになる。
もっとも、晴れと曇りの区分は正確には二分ではない。晴れのなかでも雲量が1以下の状態を特に快晴と呼び、曇りのなかでも上層の雲が中層・下層より多い状態(雲ができる高さは3層に区分できる)を特に薄曇りと呼ぶ。

ちなみに、これらの天気の区分(快晴・晴れ・薄曇り・曇り)は主に観測用のもの。天気予報では快晴・晴れ・薄曇りをまとめて晴れとして扱い、雲量が9以上かつ中層・下層の雲が上層より多い状態のみを曇りとして扱う。

参考元:国土交通省-気象庁/参考元:小学館-デジタル大辞泉/参考元:株式会社平凡社-世界大百科事典第2版/参考元:NIKKEI STYLE-実は知らない 「晴れ」「曇り」の見極め方/参考元:実用日本語表現辞典-雲量/参考元:お天気.com-薄曇り/参考元:e-気象台

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