よその年配の男性をおじさん、女性をおばさんと呼び、年配とは中年以上の年頃を、中年とは青年と老年の間の年頃を指す。
ただ、中年の明確な年齢の定めは存在しない。国語辞典を見ても、例えば40歳代から50歳代と紹介するものもあれば、40歳前後と紹介するものもある。
そのため、例えばかつて存在した経済企画庁(国民生活局国民生活調査課)のある刊行物(図でみる生活白書〈平成10年版〉―「中年」その不安と希望)では40歳代から50歳代としていたが、厚生労働省のある資料(健康日本21)では45歳から64歳までを中年期とするなど、必ずしも一定ではない。
このように、おじさんやおばさんに該当する明確な年齢は存在しない。ただ、参考までに補足すると、NHKが行ったアンケート(2015年)では、中年の始まりと終わりについて、1025名の回答結果の平均は40.0から55.6歳までだった。そのため、おじさんやおばさんは40歳からというのが、多くの人の感覚に馴染むとは言える。
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